神様さえも朽ちらせる忌わしき呪物

 「君は生を、僕は死を『閉じる者』。同じだから僕らにはロキの名前が良く似合う。ある意味で君は神と同等、いや、それ以上?」

 くすくす笑うロキにミッシェルの怒りが増幅していく。

 おかしくなんか無い。

 なんで知っているのかはともかくも、この力は邪魔でしかなく、神様よりも上だと自惚れた覚えも無い。

 笑って話せるほど強くはなく、力を持つことに疲れ、ミッシェルはロキを睨んでいた。


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