神様さえも朽ちらせる忌わしき呪物

 幽閉された日々。

 食事も満足に取れない。

 家畜にも劣る扱いを受けてなお、誰かの為に死ぬものかと、生に執着していた。

 死ぬ理由があまりにも“他人のため”であったから。

 それなのに、何故それが“自分のために生きている”と言えるのか。

 
< 65 / 129 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop