彼の愛は異常だ




ドサッ



手首を掴みベッドに投げ飛ばされた


「ねぇ…何処へ行こうとしたの?」

「あっ………」

震える

声が出ない

「俺から離れるの?」

「やっ……っ…」

涙がでそうだ


でも…泣かない

だって

「泣かないの?クスッ 美鈴が泣いた顔見たいのに」


泣けば何されるかわかんないから
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