パラレルワールドの存在証明
「あ~良かった…。気持ち悪かったな…。」

「どうかしたんですか?」

「いやーなんかコンビニから帰る途中で後を付いてきている人がいたみたいで、どうしようかと思ってたんですよ。」

「…すいません、それ多分、俺です。」

「はぁ?」

真夏の人通りのない路地にすっとんきょうな声が上がった。
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