☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~
バスに乗って、街へと向かう。


わたしにとっては、いつもの高校の行き帰りのコースでもある。


田んぼだらけの風景から、次第に人工的な建物の立ち並ぶ街中へと、バスは突入していく。




駅前で降りると、梓はわたしを連れて、駅前のビルの中に入った。


そのビルの中には、数え切れないほどのアパレルメーカーが店を構えている。


レストランやカフェや、ゲームセンターもある。




「ねぇ、一緒にプリクラ撮ろうよ。」


梓から誘われて、わたしは一緒にプリクラの機械の中に入った。


梓は普段の大人っぽいイメージからは想像できないほど、おかしなポーズを決めた。


そのギャップに、思わずわたしはふきだしてしまう。


梓はそんなわたしを見て、すかさずわたしの腕を取り、わたしにもおかしなポーズを取らせる。




プリクラを二人で半分ずつ分けたあと、わたしたちはエスカレーターで地下に下りて、アイスクリーム屋に行き、アイスクリームを一緒に食べた。


アイスクリームを食べながら、梓がこんなことを言った。


「わたし、美里のこと、とっても気に入ったよ。だから、これからもわたしと仲良くしてくれる?」


「うん、もちろん。」


わたしは梓の言葉に、素直に嬉しくなった。





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