CLORVER❦星幻想曲❦

「ずっとここにいたの?」

運良く古びたタンスの中にあったドレスを着たシルフィードに蛍は尋ねた

「うん」と頷くシルフィード

「どうして?会場に行けばいいのに?」

「だって知り合いが1人もいないんですもの」

悲しそうな表情をするシルフィード

「友達もいない…ずっと1人ぼっち」

目を丸くした蛍はシルフィードを見て立ち上がった

「ならさ俺が友達になってやるよ!」

「え?」

「そしたら寂しくないだろ?な!決まり!今日から俺ら友達だ!」
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