虹と夢
【白雪姫side】


気づけば、いつの間にか公園に来ていた。


「また逃げちゃった……」


前も私、逃げちゃったよね。


「まだ逃げるか?」

「!?」

「あ、ごめん、驚かして…」


声の主は暦くんだった。


「……」

「ごめんな、疑って…」


ぎゅう…っ


「ふぇっ……暦くん……」

「白雪姫……」


そのあと、私は気が済むまで泣いた。


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