火星人門田さん


「え~え~!?美香さん水着じゃないんでちゅか?」



門田さんが驚いたように言った。




「だって今日は門田さん達が楽しんでくれないと意味が無いし、私が水着で遊んでる余裕ないよ。」



「オーマイゴッド!!」




息子がぬいぐるみの中から悲痛な声を出した。




「海水浴場に行けば沢山水着見れるよ。」




「確かに海水浴場には、お姉ちゃんより若くて綺麗な女の人のセクシーな水着姿が沢山あるでしょう。

だけど違うの。

あなたは、エロスの神秘を分かってないよ。」



息子が強い調子で訴えた。



「なんだよ。エロスの神秘って?」


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