As Time Goes By ~僕等のかえりみち~
「真面目……すぎんだろ。」
ひとり残された教室で……
俺は小さく呟く。
この時頭の中ではハッキリと……
落合が言ったあの言葉が、駆け巡っていた。
『なんか嫌な予感がするから……、とりあえず忠告。』
「…………。忠告…か。」
俺は日誌を開いて……
今日の日付を書き込む。
外は……快晴。
野球部の掛け声と、バッティングする音とが…
温かい春の陽射しと共に、窓の向こう側から……
届いていた。