私の声


着いた。



コンコン。

ガラッ。


ギュッ。




「梨沙ーーー!
会いたかったーーーーー。」



『秀ちゃん離して。苦しい。』



そう書いた紙を見せた。



あっ!
喋れないから紙に書くの。




で、秀ちゃんとは…。
東野秀。

私がチンピラに絡まれた時助けてくれて、仲良くなったの。


で秀ちゃんが学校に来いって言ってくれたの。




『秀ちゃん私のクラスは?』





「あっ!そうだったな。」





忘れてたな。





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