*君の全てを愛してる*
それから公望は少年院に入った。


公実は無罪という事で
親戚の家に預かってもらう
事になった。



*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*


「・・・だったらしいよ」



梨乃ちゃんが話し終わる頃には
私は立ち尽くして力が入らなかった。




「春瀬君が・・・?」


「うん、分かった?」
「だから明日翔、あの人には近ずいちゃ駄目!」








私はただ怖いから近寄らないとか
そういう問題じゃなくて、

それ以前に私の問題で春瀬君を
避けるようになってしまった。




その問題とは・・・、
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