*君の全てを愛してる*
「あ、私またパジャマのままだ!!」



春瀬君、"今から"て言ってたよね?

え、ヤバイよね?それ。




私は急いで着替えた。


その後、寝癖を直して朝ご飯は食べずに自分の部屋へ戻った。



すると当然、

「明日翔ー、ご飯はー?」
「用意出来たんなら早く降りて来なさーいっ」


「今日は要らなーいっ」
「これから用事あるのー!」


「えー、もう作っちゃったじゃなーい!」


「ゴメンなさーいっ」




階段越しに飛び交う会話。


でも、今の私がいるのはお母さんの支えがあったから。



いつもは照れくさくて"ありがとう"なんて言えないけど、

この件が落着したら私も伝えよう。
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