【完】プリンセス
――ガチャッ
慣れない部屋の鍵を開け、心菜と帰宅した。
自分の部屋に入って、またまた大きな溜息ついた。
「はぁぁぁぁぁー」
何か、すげー疲れた。
心菜は、機嫌悪くて喋ってくれねーし。
そんな弁当、嫌だったのか?
ベッドに寝転んで天井を見つめてた。
重い腰を上げ、制服に着替えようとしたらドアをノックする音がした。
――コンコン
「はい?」
「陽呂ー、買い物行きたいんだけど付き合って……ギャーッ!」