世界をあげる

「あら可愛い赤ちゃん。」

葉子は赤ちゃんに笑いかける。

「どこの子やろうか。」

「どうしてここに置かれとるんやろうね。お母さん近くにおるんかな?」

赤ちゃんを抱き上げると、封筒が足元に落ちた。

「なんぞこれ。」

「手紙?」

その封筒には、『神崎幸平、葉子様へ』とか書かれていた。

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