世界をあげる
「泉くん?」
「あ、はい。」
出てきたのは長い黒髪が綺麗な美女だった。
「あの、これお土産です。」
「まあ、わざわざありがとう。これからよろしくね。」
「こちらこそよろしくお願いします。」
ふわふわした優しい空気をまとった女性だった。
「あ、今日の夕ご飯何にしようか?泉くんの歓迎会だから好きなもの作るよ。」
「好きなもの?」
「うん。」
「…シチュー。」
「了解!」
おおらかな彼女の笑顔は俺を和ませた。