夢日記
今日の昼休みのこと。



「あれ?今朝までは覚えていたはずなんだけどな……」


あたしはそう言って、なんとか思いだそうと記憶の糸を手繰ったんだけど、その夢のことは全く思い出せそうになかった。


すると、あたしのそんな様子をみかねたマユは突然こう言い出した。


「そうだ、梓(アズサ)、夢日記つければいいじゃない。
毎朝起きたらすぐに、見た夢を書き留めるのよ。」
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