またあの場所で





「まるで何なのよっ!?」


「きゃあっ!?」



慌ててノートを閉じる私を

ニヤニヤしながら見る緑。



「あんた職場で何やってんのよ」


「び…ビックリしたぁ…」


「いくら小説書くのが

趣味だからってここは職員室!!

教員としてちゃんと「場を

わきまえなさいっ…でしょ?」


「分かってるんなら

ちゃんとしなさぁーいっ!」



そう。


私は高校の教師をやっている。





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