『主夫』だって『恋』してますけど何か?
幼稚園の送迎バスがつくと・・・
「マリン!久しぶりね。」
「あ〜!!!
おばぁちゃ〜ん♪」
マリンが瑠美さんをみつけて
笑顔で飛びついた。
「こら、マリン!おばあちゃんは
止めてっていってるじゃない!」
瑠美さんも怒りながらも嬉しそう。
そして夜ご飯は
瑠美さんが作ってくれた。
「んまい♪
人に作ってもらうと
どうしてこんなに
美味しいんですかね〜!」
「おいし〜ね!」
マリンも俺とは違う綺麗に
盛り付けられたご飯にご満悦だ。
瑠美さんのご飯はお世辞ではなく
本当に美味しいんだ。
「優はご飯まだ作らないの?」
瑠美さんが聞く。
「はい。作ったところなんて
この五年間見たことないですね。」
何でも完璧な優さんの
唯一の欠点。
料理が出来ない。
だからか、マリンが産まれる前
優さんの家に転がり込んだ時に
簡単なご飯を作ったら
俺は別に上手い方でもないのに
優さんは美味しいって喜んでくれた。
そんな喜んでくれたのは
その時だけだったけどさ・・・・