『主夫』だって『恋』してますけど何か?


「パ〜パ!またかいもの
ゆっくりしてたんでしょ?」

ただいまも言わず
マリンが小言を言いながら
バスから降りてきた。


「お帰りマリン!ごめんな。
ちょっとまさと君ママ達に
偶然あって。」


「またぁ?
こないだもだったじゃないの!
マリンとおしゃべりどっちが
だいじなのよ!」

怒るマリン。
全く・・・・誰に似たんだ。


「ふふふっ・・・・じゃあね!!
マリンちゃん、みのる君!
また明日!」

遥先生が笑いながら
さよならを言うとバスは発車した。



「もう!パパのせいで
はるか先生にわらわれた!」


「え!?
パパのせいなのかマリン?」


「そうだよ!はずかしいじゃない!」

マリンはプリプリ怒り続ける。



「やっぱり女の子は
おしゃべりでいいですね♪
うちのミノルは
全然喋らないから羨ましいわ!」

お隣りの中川さんがミノル君と
手を繋いで話しかけてきた。



「確かに良く喋りますが
僕は怒られてばかりですよ。」

俺は軽く微笑んで
お隣の中川さんに言った。


「そうなの〜?////
あっ・・・・よかったら
今度マリンちゃんと家に
遊びに来てちょうだいね♪
ミノルも喜ぶし!」

そう言うと中川さんは
ミノル君の手を引いて
慌てて隣の家に入って行った。



「なんか・・・・
中川さん顔赤くなかった?」

マリンに話しかける。


「しらな〜い!
ミノル君とあそぶのに
パパはいらないけどね!」

俺の問いに冷たく答えるマリン。



・・・・まっいっか。



玄関の鍵を開けて家に入る。


実はまだここに越してきて三ヶ月。


ご近所付き合い頑張らないと!



「さてと!夕飯つくるかぁ!」




こんな感じで、俺は毎日
正式な夫じゃないけど
『主夫』頑張ってます。



< 27 / 532 >

この作品をシェア

pagetop