Someday Someplace
手紙
クリスマスも近付いたある日。

『もうすぐ、クリスマスだね…』

『そうだな』

『私ね、プレゼントが欲しい…』

『えっ、何?』

『“修ちゃんが願い叶えます券”』

『あはは。何それ?』

『修ちゃん…
私ドレス着たい…それで写真撮りたいの。
籍も入れたし、いっぱい写真も撮ってきたけどやっぱりそういう写真も欲しい…
我が儘なのは分かってるけど…』

『…う〜ん。分かった。一応先生に相談してみるよ』

『うん…ごめんね。ありがとう』

その後直ぐに先生に相談をした。

でも、やっぱりいい顔をしなくてOKサインがでるまで時間がかかったけど、やっとの思いで許可を貰った。

気付けばもう、クリスマスまで後三日だった。


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