それでも僕は、お前が嫌いだ

 「うあぁぁああ!」

 歯噛みした龍雨の横を、小さく赤い何かが駆け抜ける。

 直ぐにスピリタスと気づくも、止めるまもなくシラヌイへ突っ込んでいった!

 ガキィンだなんて、金属同士がぶつかったかの様な音を出し、スピリタスの体が宙を舞い、背後へ飛びのく。


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