薄紅の花 ~交錯する思いは花弁となり散って逝く~



















「一週間後、兄さんの許へ行こう」



そう、紫音と静寂に告げた。場所はいつもの如く2人が稽古をしている櫻澤家の道場、時は朝のことであった。
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