あんたのどれいのままでいい。

『でもそんなウワサたってんなら

暫く会わない方がいいな』

恭ちゃんが言った。

「そ・・・だよね・・・」

何だか冷たく言い放たれたような気がした。

ショックで、

従わざるを得ないような気にさせられた。

不安、なんだよ恭ちゃん・・・。

でも仕方ないよね。

自分に言い聞かせて電話を切った。