いちごチョコ
そうまSIDE*
「あ、そうくん
まだ起きてたんや」
「うん、しゅん今日は
遅かったな」
部屋に戻ってから
ずっと寝転がってた。
俺としゅんは同じ部屋やから
しゅんが帰ってこうへんのも
さっきから気になってた。
「何で俺こんなことばっかり
してるんやろな。あかんよな…」
「・・・。」
しゅんがちゃんとした
彼女つくらんと適当に暇な
女抱いてるのは知ってる。
それで、こいつが
悩んでることも知ってる。
「そんなんやったら
もうやめたらえーやん」
「わかってんねん。
わかってんねんけどな・・・」
どうやったら
こいつは楽に幸せに
普通に生きられるんやろ。