いちごチョコ




そうまSIDE*






「あ、そうくん
まだ起きてたんや」




「うん、しゅん今日は
遅かったな」





部屋に戻ってから
ずっと寝転がってた。
俺としゅんは同じ部屋やから
しゅんが帰ってこうへんのも
さっきから気になってた。





「何で俺こんなことばっかり
してるんやろな。あかんよな…」




「・・・。」





しゅんがちゃんとした
彼女つくらんと適当に暇な
女抱いてるのは知ってる。


それで、こいつが
悩んでることも知ってる。





「そんなんやったら
もうやめたらえーやん」




「わかってんねん。
わかってんねんけどな・・・」






どうやったら
こいつは楽に幸せに
普通に生きられるんやろ。







< 17 / 277 >

この作品をシェア

pagetop