私の声を返して

 「待って!!」


 校門をでると同時に、どこからか、

 愛しい彼の声が聞こえてきた


 後ろを振り向く



 そこには、

 私の大好きな、彼が、息を切らして立っていた


 
 私は驚いて、声もだせない


 まあ、元からだせないけど・・・。




 彼が紙に何かを書いてる



 その紙を私に渡して、

 去っていった


 
 その紙を開いてみる



 
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