隣の彼女は・・・

「まあ、彼女のこと
大事にしてやれって。

飛び蹴りする女なんて
そうそういないぜ。」


「・・・・」


「さくらが、

お前が蹴られて倒れてるから
心配だからって言ったから
見に来てやったけど

大丈夫そうだな。」



そう言い

立花旭は帰って行った。



何をしに来たんだ?

心配して見に来た?


つまみ作ってビール飲んで帰っただけじゃん!



・・ったく・・・



腹を立てつつも・・

さくらが心配してた?

とか

思い・・・



嬉しくなる俺って単純?



いや・・・

心配するんだったら・・・


だったら、最初っから帰るなよ、さくらっ!!



つ~か、

立花旭をよこすなって!!



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