隣の彼女は・・・
「おじゃまします。」


さくらが帰ったとゆう知らせを聞いて

さくらのうちにやって来た。


来てどうするかも分からない。


今さらな気もする。



本当は、昨日あの後、

さくらについててやるべきだった・・と後悔し


どんな顔してさくらに会えばいいんだろうって・・考えてた。



「駿くん、昨日のこと心配して来てくれたんだ。」


ちょっと申し訳なさそうな顔のさくらがいた。


「昨日、さくらが帰って来なかったから、
余計に駿くん心配してたんだからな。」


神崎先生がそう言って玄関に向かう。


「駿くん適当に座って待ってて。」

「静、どこ行くの?」


さくらも何か慌てて玄関に向かう。



「コンビニ。ここの冷蔵庫は、
いつも何も入ってないからさ~。
俺が入れて置いても全部さくらが食べちゃうし。」


神崎先生は、そう言って出かけて行った。



そのあと取り残された二人・・・


すっごく気まずい空気が流れてた。



「ごめんね。昨日は・・・。」

「いえ、さくらさんが無事でよかったです。」


そう言った、俺とさくらは視線を合わせない。


なんだろう・・・



俺があの後追いかけなかったから・・・?


さくらの様子がおかしい・・目が泳いでる?


「本とごめんね。」


そう謝りながらも


視線が逸れるのは・・・何故?



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