あたしのイジワル執事様!?【続編更新中】
ケータイは荷物と一緒にあるし、優也はここには来ていない。


悠と雪も近くにはいない。


男の人がナイフを持っているんじゃないかと、知らず知らずのうちに考えてしまう。


あたしがそんなことを考えている間も男の人は腕の力を弱めることなく前に進んでいく。


明らかにかき氷屋さんとは違う方向に向かっている。


どうしよう……。


そのとき反対側から腕を引っ張られた。


「手ぇ離せよ。俺の女だ」


その声に顔を上げる。


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