プラチナ・ラブ

「明日から修平さんには我が西崎学園に通っていただきます」


え……?

ウソ……。


「花音さんと同じクラスだそうです」


クラスまで!?

……そんなの聞いてない。


「お母様、私は……」


あたしが声を発した瞬間、鋭い目付きでギロッと睨まれた。

……黙れ。

そう言われてるみたいだった。


「……何でもありません」


……あたしには発言権はない。

ただ……この人の言いなりになるだけ。

< 55 / 226 >

この作品をシェア

pagetop