私の専属の執事サマ
「これ、予備にコピーしてた石川グループのユーザーの個人情報です。」
「どうして?」
「もしもの為にコピーしていたんです。
これを流出さして政康様はトップになってください。」
「分かった。」
俺は、これでいいのか?
こんなやり方で…。
「トップになりたいんでしょ?」
俺は、個人情報のデータを持つ。
あの頃の俺は、いないんだ。
トップになるためには、どんな手を使ってまでも上り詰めてやる。