私の専属の執事サマ
「おーい。
元気ないで〜!
梨花ちゃん〜!」
内規くんが私を呼ぶ。
ただいま学校です。
昨日は、本当に最悪だったよ。政康くんにダイゴさんが、梨花さんはトイレに行ってて漏れそうって叫んでました。ってチクられるし。
どんだけ恥ずかしかったか。
「内規…くん。」
「えらい怖い顔しとんな!
梨花ちゃん。」
「こいつ…のせいで…。
昨日は、最悪だったの〜!」
私はダイゴさんを指差す。
「ダイゴ何かしたのか?」
「別に?」
空さんの問いかけに別にって…。
別になワケないでしょ!
馬鹿執事!