私の専属の執事サマ








「おーい。
元気ないで〜!
梨花ちゃん〜!」








内規くんが私を呼ぶ。
ただいま学校です。
昨日は、本当に最悪だったよ。政康くんにダイゴさんが、梨花さんはトイレに行ってて漏れそうって叫んでました。ってチクられるし。
どんだけ恥ずかしかったか。









「内規…くん。」








「えらい怖い顔しとんな!
梨花ちゃん。」








「こいつ…のせいで…。
昨日は、最悪だったの〜!」







私はダイゴさんを指差す。









「ダイゴ何かしたのか?」









「別に?」








空さんの問いかけに別にって…。
別になワケないでしょ!
馬鹿執事!











< 44 / 227 >

この作品をシェア

pagetop