愛してる、愛してた、バイバイ。
俺達は、恥ずかしい思いしかしていないメリーゴーランドから下りて、色んな所を回った。
大体は制覇した時、奏汰から電話がきた。
「お、出た。俺達今観覧車並んでんだけど、お前等どうする?」
『あー、ありきたりの観覧車でキスとかありきたりな方面な。』
……まぁ、俺等も観覧車乗ってキスしましたケド。
「五月蝿い。
それはありきたりなんじゃない。
決定事項なんだよ。」
『黙れ。
ま、俺と來未はもう乗ったし、出口のカフェに溜まってるゎ。』
「おう。じゃ、後でな」
そう言って、直ぐに電話を切った。
來未と手を繋ぎながら店の中に入って
俺はコーヒー、來未はオレンジジュースを頼む。