愛してる、愛してた、バイバイ。
『……ど派手な所にキス落としたな』
「にゅぁっ?!」
俺が自分の首筋をトントンとしながら言うと、來未があいつ等の方を見て真っ赤になった。
…にゅぁっってなんだよ。
「だって、真耶がしてくるからー」
「は?奏汰がしてきたんじゃん。」
『どっちでもいーわ。サッサと帰ろうぜ』
俺はコーヒー飲み干した。
けど、
來未はオレンジジュースを必死にストローで吸って居た。
………
マジで子供に見えてきた。
年か?
俺は眉間を指で揉みながら來未がオレンジジュースを飲み終えるのを待った。
「よし、行こう!」
……どんだけ時間かかってんだよ。
そんなツッコミをいれながら駅の方へ4人で歩いて行った。