愛してる、愛してた、バイバイ。





「ねぇ、優哉は何部入るの?」




來未は急に話をフって来るから何かと吃驚する。





『サッカー。』



「へぇ!


何か意外だね!部活するとは思わなかった!」



んじゃ、何で部活何に入る?って聞いたんだよ。



「私はねぇ、テニスなの!」


『……家庭科部とか入ってそうだけど。』


「はっ!私はねぇ、手が人間並みじゃない不器用さなんだよ!」





鼻で笑って、自慢じゃない自慢をする來未。





ドヤーみたいな顔してるけど、自慢になってねぇし。






『クスッ……』



「……っ!?/////」



『?』




何か笑ったら真っ赤になった來未。





顔を覗き込むと、サッと手で顔を隠される。





……なんなんだ?


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