Thanks for XX【六花の翼・番外編】
そして、2ヶ月後……。
「……なんで?」
太一の荷物は、一向に部屋から減らなかった。
こちらから連絡もしないけど、
むこうからも連絡がない。
仕事で忙しいのか?
それにしたって、どうすんのよ、これ……
でも、あたしにだって意地がある。
本人には、絶対自分から連絡してやるもんか。
あたしは、ある人物に連絡をした。
太一が、この世で最も慕い、最も恐れる人物。
姉の、まりあに。