シュガーレス

「何すんのよ!?」


私が声をあげると、小泉君はキョトン顔。


「あれ?
してほしかったんちゃうん?」


「だ、誰がよ!?」


反論しようとする私を、めんどくさそうな顔で見た。


「あーもううっさい。
減るもんちゃうやんけ。
さっさと行けや!」


…この腹黒!!!


悔しくなって、屋上を飛び出した。


-----ダダダダダ!!!


一気に階段を下りていく。

目的の階まで下りると、廊下にある鏡の中の自分が目に入った。


顔、真っ赤だ…


手の甲を頬に当てる。


ひんやりとした感触が、すぐに熱に吸い取られる。












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