恋の罠
「悪りいよ! 空気読めねぇ奴だな」

「あ?」


さわやか好青年の見た目と違って、内面はグロイ麗。


「なんだやんのか?」


俺も負けじと言い返す。


「俺にたてついて、ただで済むと思ってんの?」


分かんねぇっつーの。

きっしょいな。


「あの~~」


そんな空気をぶち破ったのは、鈴の一声だった。


「あ?」


――やばいっ!
鈴の前で素に戻っちまった。
やべぇよ…。

お前のせいだ麗。
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