空蝉の光 -桜花乱舞-
第4章 淡く染まる心


晴れて、恋人同士になった私と一哉君だけど…。



私が家の仕事をしないといけないせいで、彼とはまともに出かけたことがない。



でも、その代わりに一哉君は毎日のようにうちに来ていた。



彼には手間をかけてしまうけど、私は彼に会えるのがとても嬉しかった。





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