空蝉の光 -桜花乱舞-

桜は俺の傍にいて、俺だけに笑いかけてくれれば良いんだ…。



彼女は俺のモノなんだ。



だから――。



「誰にも渡さない…」



暗い建物の中に俺の狂った笑いが響いた――。





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