幸せの浮かぶ夕空

「ん??」

振り向いたそこにいたのは
早那。
花火大会のコト??

「花火大会…一緒に行きたいなあ…て思ったんだけど
嫌だよね…」


早那となら嫌じゃない。
早那とならいい。


「別にいいけど??」

早那の顔が一瞬にして輝いた。


「ホント?! 私でいいの??」


なんでそんなに喜ぶんだ??
そんなに嬉しいコトなのか??


――でも,
君が笑うとおれはなんだか
嬉しいんだ。

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