一緒に、歩こう



それから1週間。

矢野くんは毎日、あたしに

会いに来てくれている。

夜、少し家の中に

入ることもある。

少しだけの時間が、

あたしにとって1日の

1番楽しみの時間でもあった。






「え~、今日は」




朝のHR。

教卓には担任が、

忙しそうに連絡をしている。

あたしも朝校長が言ったことの

メモを見ながら内容を

確認していく。






「紹介したい人を連れて来ています」




なのに、

今日はあたしの

知らないことが

連絡された。





「どうぞ~」





ドアが開いて、人が入って来る。

生徒からは歓喜の声が上がる。

あたしは目を、見開いた。




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