愛染夢路

過去



その夜私は夢を見た…



誰かと…



一緒に遊んでいて


今日は夏祭りみたいだった。



「弥生ちゃん!今日はいつもの横断歩道のところで待っててね?僕、すぐ行くから!」



うん!と笑顔で答えてる私。


あ―…この夢…



浴衣姿で待っている私。


小学6年生のときだ。

「弥生ちゃ―…」

声が…

途切れた。

思い出したくもない…悪夢。





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