青空DAYS


僕は目を開け、端に体をずらす。
そして、空に声をかける。


「おいでよ」

「…ありがと」


そろとベッドに来る空。
いつの間にか寝巻き姿になっていた。
あいてるところに、空は入ってくる。
おやすみ。
それだけ言って、僕は空に背を向け目を閉じた。
空もおやすみと言うと、すんなりと寝入った。
甘えん坊で我が儘娘。
僕がどんなに冷たく言っても、僕から離れないのは…僕達がお互いを必要としてるから。
離れたら、僕達は1人になっちゃうから。

< 16 / 38 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop