[続2]素敵過ぎる恋愛…あなたの世界へ
貴俊さんが高峰の両親にも連絡をいれてくれた。

やはり、こんなときは母が傍にいてくれると心強い。

私が、病院につき、まずは診察。


もう少しかかりそうだと言われ、いったん病室へ。

無駄に広い特別室。

これも貴俊さんか高峰の父が押さえたんだろう。


こんな時、やはり個室はさみしく思う、


でも、その気持ちも数分の事だった。


仕事中だったにもかかわらず貴俊さんは病院に駆けつけてくれた。


私をやさしく抱きかかえ、唇を重ねる。


「お守り代わりだ。
 俺たちの大切な子供、産んでくれ。
 一緒に…なっ。」


どんなお守りよりも効きそうな貴俊さんのからのお守り。

私はそれを感じた途端…

おなかと背中の痛みが走った。
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