蒼空模様



「きれー・・・」



蒼空には、満点の星



地学が好きな私は、

目で色々な星座を追った



梓も、

この蒼空の下にいる・・・



不思議と、悲しみが沸き起こった



ずっと、一緒にいたから



忘れてしまう頃に、

思い出してしまう



「・・・なに、1人で黄昏てんだよ?」



そこに現れた、

龍先輩



「・・・別に、

 先輩こそ何しに来たんですか?」



パーカーを着て

ゆっくり近づく龍先輩



「お前、今日は楽しかったか?」



「アナタのせいで、

 忙しかったって言う方が

 合ってると思いますね・・・」



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