蒼空模様



「やっほー。早いじゃん」



「中学最初の日にそんなに遅く

 来るのはアンタ達だけでしょ」



梓がため息をつきながら言う



「うちら何組かなぁ・・・」



「一緒になることはなさそうだね」



「どうでもいい。とりあえず眠い」



あくびをしながら言うと

3人からため息をつかれた



「美弥らしいというか・・・」



「あ、あそこクラス表が書かれてる」



夏輝が指さした方にみんなで行く



「・・・私、1組」



「あ、私もー」



私と玲奈は1組



「あー・・・私、2組だ」



梓が残念そうに言う



「私は・・・4組。

 一番遠いじゃん」



夏輝が少し怒りながら言う




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