蒼空模様



リストバンドをつけて、

バスケットシューズを履く



「美弥?一緒に頑張ろうね」



同じクラスの女の子が

私に向かって手を出す



「・・・そうだね。

 ってか、私は優勝しか獲る気ないから」



「お~。すごい自信」



自信なんてない

ただ、雅弥が勝って自分が負けるのが嫌



そんな勝手な張り合いのため



「美弥ー!頑張れよー」



そんなことを思ってる時、

聞こえてきた1つの声



「・・・なんだ。弘か・・・」



「なんだとは何だよ?

 わざわざ応援しに来たんだぞ?」



「自分のクラス応援しなよ。

 ってか、夏輝がテニスしてるのに

 応援しに行けよ。バーカ」



「あ、そうか。

 すっかり忘れてたわ」



本当の、バカ



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