キミと一緒に。【完】
ベンチに行き、やっと水筒を手にした由斗。

兄貴と2人、笑顔で話してる。



「随分、気に掛けてるわね」



「別に。そんなつもりはないけど…っ」



加菜恵には及ばないけど、ただ友達を心配するようなもので。

加菜恵がどう思ってるばかりか知らないけど、恋愛感情とかは全くない。

人を心配して、悪い事もないしね?

優しいアピールだよ、これは。




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