キミと一緒に。【完】
「もうすぐ、こいつらは予選なんだ。邪魔すんなら帰れ!」



「何、キレてんだか」



「ねぇ…」



熱血漢の仁村に、私たちは時々、ついて行けない。

シカトしつつも、口を閉ざすと、投球練習をしてた由斗を、兄貴が呼んだ。

バッテリーを組んでる倉元も準備をし、兄貴がバッターフォームへ。



「よーく見てろよ!」



甲子園で決めた一発のホームランが自慢の兄貴。

…無理でしょ。

私は期待をせず、行方を見守る。
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