突然お嬢さま!?
別れ
明日はいよいよ、合格発表。
学校から帰って、何も手がつかなくてソファーに座り、ぼんやりしていた。
不安が押し寄せてくる。

もし落ちたら…

落ちても1年後にまた挑戦すればいい、とお父さんは言った。

応援してくれた人がたくさんいる。

賢人、お父さん、涼子さん、慎也、お母さん、先生、友達。
みんなのためにも絶対合格したい。

合格でありますように。
私は両手を合わせて祈った。

祈ってどうにかなるわけではないけど、気持ちが落ち着かないので祈ってみた。
神様、お願いします。


ソファーにただ座っているのも落ち着かなくなってきて、部屋をうろついた。


カーテンを開けて外を見る。
この家の庭はほんと広い。
きれいに整備されている。

素敵な庭で見ているだけで和む。

少し落ち着いてきた。




「真那さま!慎也さまが!!」
岡本さんが息を切らして、飛び込んできた。

えっ?




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